筆者の友人・Т代は通販会社のコールセンターに勤務しています。採用担当のT代は、これまでさまざまなパートさんたちと出会ってきたとか。そんな中でも、不思議なほど欠勤を咎められないパートさんがいたそうです。その理由とは?

忖度の理由

Sさんの欠勤が続くと、同じ班の人たちからクレームが発生するようになりました。
「来ると思って仕事を配分しているのに」「いい加減すぎる」「何で辞めさせないの」
挙句の果てには「採用したТ代さん(私)にも責任がある」とまで言われ始めたのです。

私は思い切って、上司であるセンター長に相談することにしました。
しかし、いつも毅然としているセンター長はなんとも歯切れが悪く「本人が辞めるって言うまで」と言い出しました。

何かおかしいと感じた私は、他部署の同期に探りを入れてみました。
すると、なんとSさんは取引先の娘であることが判明!
簡単にやめさせられない理由をセンター長は知っていて、あんな歯切れの悪い状態になっていたことが分かったのです。

不信感

その後もSさんは1ヶ月に数日だけ出勤する状態が続いたのですが、入社して半年後に自主退職。
上層部は何やら大騒ぎしていたようですが、私は不安材料が減ったことにホッとしました。

しかしそれ以降、今まで尊敬して一緒に仕事をしてきたセンター長への不信感は拭えず、私は転職を検討しています。
こんな身近に『忖度』が存在することに、驚きと失望を隠せませんでした。

【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文科を卒業しOLをしていたが、父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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