大切な家族が登校できなくなり、伯母として何かできることはないのかと考えていました。けれど、本人はすでに「自分なりの進み方」を見つけていたのかもしれません。ある本をきっかけに、彼女の内側にそっと触れたように感じた、筆者の体験談です。

本を読み終えて

それから約二か月後、姪は少しずつ学校に行けるようになりました。きっかけは親である姉も分からないと言います。
毎日登校できているわけではありません。それでも、自分のペースで一歩ずつです。

当初は伯母として、何かできることはないかと考えていました。けれど振り返ると、私の助けなんて必要なかったのです。

むしろ、教わったのは私のほうでした。

「答え」は誰かに与えられるものではなく、それぞれが自分の中で見つけていくものなのだ、ということ。

あの本を選び、差し出してきた時点で、姪はもう大丈夫だったのかもしれません。

彼女はそうやって、自分の力で、また歩き始めていました。

ゆっくりでも、迷いながらでも。姪は、ちゃんと前を向いて進んでいます。その背中に、私は静かに心を打たれました。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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