ジムの浴場で、人生経験あふれる会話に耳を傾けていた私。しみじみした気分で帰ろうとしたそのとき、“まさかの忘れ物”が発見されました。思わぬ展開に戸惑った、筆者の体験談です。

つまみ上げられた、見覚えのあるもの

……あ。それ、私のだ。

思わず、動きが止まりました。

人生の重みや、他人の心配をしている場合ではありません。

人様の話に感慨深くなっていた私は、自分のパンツをお風呂場に置き忘れるという、なかなかの失態をやらかしていたのです。

豪快な笑い声と、私の教訓

「あ、えっと……。それ私のです、すみません」

おずおずと名乗り出た私に 「あら、あなたの? 気にしない気にしない!」となぐさめのひと言。続けて「わっはっは!」と、豪快な笑い声が広がったのです。

その場を立ち去った後も、先輩方の変わらない雰囲気を背中に感じつつ、そのまま着替えを済ませ、何事もなかった顔でジムを後にしました。

人の人生を案じる前に、まずは自分の足元を見ろ。そんな教訓を、思いがけない形で突きつけられた出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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