筆者の体験談です。
結婚式でエンジェルサービスをお願いする準備の中、ふと浮かんだ小さな迷い。
その気遣いから、思いがけない表情を見ることになったのです。

二人分の衣装

迷った末、私は二人分の衣装を用意することにしました。
自分が利用する予定だった貸衣装店に、一緒に来てもらうことにしたのです。

店内に並ぶドレスを前に、姉妹は少し緊張しながらも、楽しそうに視線を動かしていました。
鏡の前でドレスを合わせた瞬間「お姫様みたい」と声を弾ませ、顔いっぱいに笑顔が広がります。
その表情を見たとき、迷っていた時間のモヤモヤがすっとほどけていくのを感じました。

あのときの姉妹の表情は、今でもはっきり覚えています。
ドレスに袖を通し、鏡の前に並んで立つ姉妹の姿。
「みてみて~」と駆け寄る笑顔。
お母さんに写真を撮ってもらい、真剣に悩む二人。

気遣い悩んだ準備でしたが、鏡の前で「お姫様みたい」と目を輝かせる姉妹の姿を見た瞬間、すべてが報われた気がしました。
誰かを思って悩んだ時間も、準備の一部だったのだと思います。

あの笑顔

結婚式当日。大役を務めたのはお姉ちゃんでしたが、妹ちゃんもドレスを纏い、二人とも楽しそうに過ごしていました。親戚たちに囲まれてたくさんの写真を撮り、誇らしげに笑っていた彼女たち。

結婚式は新郎新婦だけでなく、関わるすべての人たちの温かな気持ちを、そっと包み込んでくれる魔法の日なのかもしれません。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2026年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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