今回は、筆者の知人A子さんのエピソードをご紹介します。
A子さんの娘さんが通っていた保育園では、保護者も一緒に参加する親子遠足というものがありました。園から親子遠足の案内をもらって楽しみにしていたA子さんですが、ある日「他の日にずらせませんか!?」そう先生に詰め寄るママさんを目撃してしまって──。

すると「じゃあ、行き先を変更しませんか!?」と先生に詰め寄っているのです。親子遠足に行きたい気持ちからの発言だったと思いますが、園の行事を自分の都合に合わせて欲しいと言い出す様子に、私は唖然としてしまいました。

その後

後日、園からお便りがありました。そこには、親子遠足の日に都合がつかない保護者へのお詫びと、なぜこの行き先にしたのか、なぜこの日にしたのかの経緯が記載されていました。最近の子どもたちの興味、子どもたちが長時間外にいられる時期、団体予約の都合等々、園が子どもたちのために精一杯考えて準備してくれたことが伝わる文章でした。

結局、親子遠足にはそのママさんも参加していましたが、日程を変更してくれなかった園に対して、残念ながら隠れて不満を口にされる場面もありました。仕事と育児の両立が大変なのはお互い様ですが、園への感謝の気持ちよりも「自分の都合が優先されるべき」の一点張りの様子を見て、少し悲しい気持ちになりました。

この出来事を通じて、行事は多くの先生方の配慮や準備があってこそ成り立つものだと改めて実感しました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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