頑固親父が、甥っ子の友達を叱ると「大切な友達を怒らないで」と訴える甥っ子。その訴えを黙って聞く父。昔なら考えられなかった光景に、家族の変化と時代の流れを感じた筆者の体験談です。

素直に受け入れた父

私は父に、「もしかしたら、その子は家で『ドアはしっかり閉めなさい』と教えられているだけかもしれないよ」と伝えました。
父は言い返すこともなく、黙ってその言葉を聞いていました。

その姿を見て、私は少し驚きました。
というのも、私が子どもの頃の父は、子どもの意見を受け入れるような人ではなかったからです。叱られるのが怖くて、自分の気持ちは胸の奥にしまい込むしかありませんでした。

変わったのは、子どもだけじゃない

自分の気持ちを言葉にして、大人に伝えた甥っ子は本当に立派だと思います。
同時に、その言葉を遮らず、黙って受け止めていた父の姿に、「父も変わったなあ」と感じました。
時代も、家族の距離も、少しずつ変わっていくようです。
叱ることより、まず聞くこと。気持ちを受け取ること。
その大切さを、甥っ子と父のやり取りから教えてもらった気がします。

【体験者:50代・筆者 回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。

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