少年野球でフライがなかなか捕れなかった筆者の娘。「練習不足かな」と思っていたある日、監督からの一言で思いがけない事実が判明。問題の原因は、親も本人も全く気づいていない意外なところにあったのです。

監督の一言が視点を変えた

そんなある日、監督さんから思いがけない声をかけられました。
「ボール、ちゃんと見えてる? 一度、視力検査をしてみたら?」という言葉です。
努力や根性の話ではなく、「見えているかどうか」というフィジカルな視点でした。

そこで眼科を受診すると、視力が思っていた以上に低下していることがわかりました。
医師の説明によると、「視力は少しずつ下がるため、だんだん慣れてしまい本人は気づかない場合が多いのです」とのことでした。
娘も「気づかなかった」と、不思議そうな顔をしていました。

見えるようになって変わった世界

メガネをかけて練習に戻った娘は、まるで別人のようでした。
今まで苦戦していたフライが、驚くほど自然に捕れるようになったのです。
その瞬間、私たちは「できなかった」のではなく、「見えていなかった」だけなのだと気づかされました。
プレーが安定すると、娘の表情もどんどん明るくなり、野球を心から楽しむ笑顔が増えていきました。
同時に「今、気づけて本当に良かった」と胸をなでおろしました。

見方を変えることの大切さ

少しずつ変化するものほど気づきにくく、親であっても、毎日見ているからこそ見落としてしまうこともあるのかもしれません。
今回、気づかせてくれたのは、親ではなく監督さんの一言でした。立場が変わり、視点が変わることで、初めて見えることもあるのだと思います。
子育ては一生懸命になるほど、視野が狭くなりがちです。この出来事で、「頑張りが足りない」と決めつける前に、環境や状況をフラットに見つめ直す大切さを学びました。

【体験者:50代・筆者 回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒヤリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大下ユウ
歯科衛生士として長年活躍後、一般事務、そして子育てを経て再び歯科衛生士に復帰。その後、自身の経験を活かし、対人関係の仕事とは真逆の在宅ワークであるWebライターに挑戦。現在は、歯科・医療関係、占い、子育て、料理といった幅広いジャンルで、自身の経験や家族・友人へのヒアリングを通して、読者の心に響く記事を執筆中。

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