筆者の話です。重度知的障害を伴う自閉症の息子二人を育てています。日々の介助に追われる中、月に一度訪れるPMS。ある日、感情が爆発し子どもたちを傷つけてしまった私は、家族と向き合い、新たな一歩を踏み出すことを決意します。
画像: 重度自閉症の息子二人、生理で爆発した母。言葉を持たない長男が流した“涙”に、母が見つけた『救いの形』

二人の息子

私には二人の息子がおり、二人共、重度知的障害を伴う自閉症です。

長男は20歳、次男は12歳になります。

言葉でのコミュニケーションは難しく、日常生活のほとんどに介助が必要です。

こだわりが強く、予定が少しでも変わるとパニックを起こします。

夜中になってもなかなか就寝せず、大きな声で独り言を言いながら部屋の中を徘徊することもあり毎日の生活を維持することに必死です。

でも、笑顔を見せてくれた時や手を繋いでくれた時、小さな成長を見せてくれた時の、そうした瞬間が私の生きる力になっています。

PMSとの向き合い方

しかし、そんな私にとって、自分の力だけではコントロールしきれない課題があります。

それはPMS(月経前症候群)です。

生理の1〜2日前になるとまるで別人のように怒りっぽくなり、感情面に強く症状が出るタイプで、些細なことで激しく怒ってしまいます。

普段なら「仕方ない」と受け止められることも、その時期だけは心が許容範囲を超えてしまうのです。

夫の何気ない一言にイライラし、子どもたちの行動に過剰に反応してしまいます。

懸命に向き合っている育児の緊張感に、PMSという抗えない波が押し寄せてくる感覚でした。

この症状を何とかしたくて産婦人科に行き、医師に相談しました。

「PMSですね。ピルを処方しますので、服用してみてください。症状が落ち着くと思いますよ」

医師にそう言われ、わらにもすがる思いでピルを飲み始めました。

しかし私には強い副作用が出てしまい、数日後に激しい吐き気、頭痛、めまいに襲われました。

残念ながら当時の私の体質や体調には合わなかったようです。

子どもたち二人の世話をしながら、私が寝込むわけにはいかないので、他の治療法を模索するために一度服用の継続を断念しました。

他の良い方法を探し求めて漢方、サプリメント、運動、食事改善と、できることはすべて試しましたが、私にとっての劇的な解決策は見つかりませんでした。

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