筆者の話です。
ある朝、洗面所に残された夫のスラックスを見て、私は言葉を失いました。
だらしなさや片付けられない違和感が、静かに胸に残ります。
画像: 洗面所に、夫の『スラックスの抜け殻』が──翌朝、脱ぎっぱなし夫の【耳を疑う一言】に、妻「呆れた」

洗面所の光景

ある夜、夫はかなり酔って深夜に帰宅したようでした。
私はすでに寝ていて、その様子にまったく気づいていません。

翌朝、洗面所の前に立ったとき、思わず足が止まりました。
そこにあったのは、形を保ったまま立っているスラックス。
まるで中身だけが消えたようで、一瞬、状況を理解できませんでした。
一度視界に入ると、妙に存在感があり、朝の支度の手が止まります。

片付かない朝

「抜け殻みたい……」
中身だけが抜けたような姿に、思わず二度見しました。
あまりに見事な脱ぎっぷりにひどく呆れてしまい、片付ける気にもなれず、そのままにしてしまいました。
ですが洗面所を使うたびに視界に入り、そのたび小さなため息が漏れました。

脱ぎっぱなし、という言葉で済ませるには、どこか違う。
片付ければ終わる話なのに、気持ちだけが引っかかったまま、時間だけが過ぎていきます。

勝手に吊る

その日は、夫にとって大切な契約の日。
洗面所の前で立ち尽くした夫が「これ、何とかならない?」と私に頼みました。
その「抜け殻」は、あろうことか、夫がゲン担ぎしている勝負スーツのスラックス。
これでないと契約がうまくいかない気がすると言い張るので、結局、私が準備する流れになりました。

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