筆者の話です。
半年前、推し活のイベントで泊まったホテルのロビーで、見知らぬ女性と少しだけ言葉を交わしました。それきりのはずだった出来事が、半年後、思いがけない形で動き出します。

半年後の再会

名前も連絡先も知らないまま、その日はそれぞれの予定へ向かいました。
楽しかった余韻はありつつも「あの場限りの出会いだったな」と思っていたのが正直なところです。

半年後、またライブ当日。
同じホテル、同じロビーで、再び友人を待っていました。
人の流れやざわめきも、半年前とよく似ています。
ふと視線の先に、どこか見覚えのある人影が現れました。
一瞬考えて、同時に声が出ます。
「……あ!」
お互いに覚えていたことが、その一言で伝わりました。

残る余韻

驚きと同時に、自然と会話が始まりました。
半年前と同じように、推しの話、ライブの話を少しだけ。
別れ際に、彼女が笑って言います。
「また、ライブが当たってここで会えるといいですね」

結局、今回も連絡先は交換せずに別れました。
それでも、偶然の再会と、同じ『好き』でつながった時間は心に残ったのです。
深く踏み込まなくても、名前を知らなくても、確かにつながった感覚がありました。
ファン同士って、不思議と通じ合うものがある。
そう感じた出来事です。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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