子供に習い事をさせるかさせないかは人それぞれ。筆者の知人Aさんは、子供は子供らしくのびのび育てたいと思い、子供に習い事は不要だと考えていました。しかし、習い事なしで小学3年生まで育てた息子が「習い事がしたい」と言い出したのです。息子の言葉の意味とAさんが下した判断とはどのようなものだったのでしょうか。

決めた! 習い事開始

息子の言葉に揺らいだAさんは、後日公園で遊ぶ息子の様子をそっと見に行ってみました。

すると、公園には友達同士で集まってゲームをする集団と、その輪に入れず手持ち無沙汰に過ごす息子の姿があったのです。

公園へ送り出せば、必ずしもAさんが思うようにのびのびと楽しく遊べるわけではありませんでした。

その姿を見て、Aさんは何より息子の「やってみたい」という意欲を尊重しようと決心。息子がやりたいと言った野球を始めることにしたのです。

習い事は子供らしさを奪わない

野球を始めると練習や試合があり、一気にAさんと息子の生活は忙しくなりました。

しかし、野球では同年代の子供たちと一緒になって、野球がうまくなるために切磋琢磨しています。Aさんは息子の頑張る姿を見ていると、息子が成長しているのを実感できました。

同年代の子供の中で揉まれ、目標に向かって努力する姿は、形は違えどAさんが求めていた「子供の成長」そのものだったのです。

あのまま子供に習い事は不要という考えに固執し、息子の希望をはねのけていたら、今も息子は公園で寂しい思いをしていたかもしれません。

習い事が子供らしさを奪うというのはAさんの思い込みだったのです。「何がその子にとっての充実した時間か」は、親の理想ではなく子供自身が教えてくれるもの。年齢を重ねるほどに自分の考えを変えるのは難しくなりますが、子供の声に耳を傾け、さまざまな考えを取り入れていきたいものです。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。

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