せっかく義実家に帰省したのに、嫌味を言われたら悲しいですよね。筆者の知人A子さんの場合、小学生の息子さんたちを連れて帰省した際、最終日に義母から「ほんっと、慌ただしいわねぇ」とため息交じりに言われモヤモヤしていました。旦那さんに相談すると、返ってきた言葉に「確かに」と納得することがあって──。

腑に落ちた、夫の言葉

ある時、義実家に帰省した最終日。いつものように「慌ただしいわねぇ」と義母はため息交じりに苦笑いしながら言ってきて、私はまたモヤモヤ。夫と二人になった時に相談すると「時間の流れが違うから、仕方ないよ」と一言。

それを聞いて、私は「そっか」と納得しました。仕事や家事育児に追われる私たちにとって、週末の2日間は「2日間も」ですが、時間に余裕のある義実家は「2日間しか」と、時間の流れが違うんだと腑に落ちました。

それからは

それからは「慌ただしいわねぇ」と言われても、夫の言葉を思い出し、受け流すことができるようになりました。

「義母の言葉は寂しさの裏返しなのかもな」と相手の気持ちを想像できるほど余裕ができ、夫の言葉に感謝しています。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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