息子のおさがりを義妹に渡していた筆者の友人。感謝の言葉を受け取る一方で、ある日を境に、友人の中に小さな違和感が芽生えていきました。家族の距離感にまつわるエピソードです。

まさかのセリフ

「これからは、ボタン、少ない方がいいな」

買ってと言われたわけではありません。でも、もらう気満々な態度に、正直引いてしまいました。気づけばおさがりは「好意」ではなく、「義務」になっているようでした。

私が選び、お金を払って買った服が、最初から義妹のもののように扱われている気がして、モヤモヤしました。

夫に話しても返ってきたのは、「全部あげればいいじゃん」のひと言だけ。この温度差も、なんだか釈然としません。

重くなっていた、私の気持ち

今後の付き合いもあるので、はっきり拒否するつもりはありません。それでも、図々しさに違和感を覚えたのは、正直な気持ちでした。

このまま流されてしまうと、きっと気持ちがもっと重くなる。
そう感じたからこそ、この感覚を無視せず、ゆっくり時間をかけて距離を置こうと思いました。

善意は、求められた瞬間に重たくなるもの。
私自身も、同じことを誰かにしていないか、立ち止まって考えた出来事でした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

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