インフルエンザによる子供たちの看病と長引く外出禁止生活。「このままでは取り返しのつかないことをしてしまうのではないか」という自分に恐怖を感じた筆者。限界を感じて夫にSOSを出し、たった4時間の「休息」を決行します。一時的に距離を置くことで取り戻した心の余裕と、母親が自分を守ることの大切さを描いたエピソードです。
画像: 「インフルで辛いのは子供たちなのに」家族の看病で、メンタル崩壊寸前。再び笑顔になれたきっかけは

終わりの見えない「密室」での看病生活

それは、まさに「出口のないトンネル」のような日々でした。

上の子がインフルエンザを発症し、治りかけた頃に下の子へ感染。
登園許可が下りるまでの期間は合計で1週間以上に及びました。

高熱でうなされる子供を心配し、昼夜を問わず看病に明け暮れる毎日。
もちろん、私も一歩も外には出られません。
最初の数日は「早く良くなってね」と慈愛に満ちた母でいられました。
しかし、閉ざされた空間で24時間。体力が削られ、次第に機嫌の悪い子供たちと向き合い続けるうちに、私の心のタンクは確実に枯渇していきました。

「このままじゃ、自分を制御できなくなる」という恐怖

限界は突然やってきました。
兄弟の些細な喧嘩や、食べこぼしのシミ。

普段なら「もう〜」と笑って流せるような出来事に、心臓が跳ね上がるほどの怒りが湧いてきたのです。
「うるさい!」「いい加減にして!」と怒鳴り声を上げ、怯える子供の顔を見ては自己嫌悪に陥る。
その繰り返し。
「看病で辛いのは子供たちなのに、なんて酷い母親なんだろう」

でも、感情のコントロールが効かない。
鏡に映る自分の顔は般若のようで、「このままでは子供に当たってしまう、傷つけてしまうかもしれない」という恐怖を感じました。それは、愛情が消えたわけではなく、私自身の心が「もう限界だ」と悲鳴を上げているサインでした。

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