筆者の話です。
寒い夜に温かい辛麺を食べに行ったのに、思わぬ一言で予定変更することに。
二人の『好物』まで覚えてくれていた、心がほぐれた夜のことです。

実は、ここの冷麺は夏の間ほとんど毎回注文するほど大好き。
『今季の最後かもしれない』と思ったら気持ちが傾き、思わず「じゃあ冷麺でお願いします」と口が動いていました。

その勢いに、友人が横から「え? 温かいの食べるはずだったんじゃなかった?」と大笑い。
自分でも驚くほどの即答ぶりで、さっきまで考えていた辛麺の予定は、あっという間に吹き飛んでしまいました。

友達にも向けられた「覚えてるよ」

すると今度は水を持ってきた店員さんが、私の友人に向かって「今日はセンマイ入ってますよ!」と、まさかの一言。
友人はセンマイが大好物。
「じゃあ、まずセンマイを!」と彼女は迷わず声を上げ、私までつられて笑ってしまったのです。
二人そろって覚えられていたなんて思いもよらず、嬉しさとくすぐったさが胸いっぱいに広がっていきました。

ゆるい返事にほぐれた夜

帰り際「今年の食べ納めができてよかったです」と伝えると、店員さんはゆるく「明日もありますよ」と返してくれました。
そのトーンに肩の力がふっと抜け、また笑みがこぼれました。

温かい麺を食べるつもりが、気づけば冷麺。
予定は変わったけれど、二人の好物まで覚えてくれていたことがなんだか嬉しくて、
「常連になれたんだな……」と心がほぐれた夜でした。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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