これは、友人のA子が夫との結婚生活で経験した話です。共働きの私たちにとって、夫の「休んでいいよ」は心強い言葉でした。しかし、その優しさが生んだキッチンの惨状は、家事における「思いやり」とは何かを夫婦で考え直すきっかけとなりました。

本当の“思いやり”を知った日

それから数日後、私は正直に気持ちを伝えました。
「あなたの“休めよ”って言葉、優しいけど、あの後がしんどいの。片付けも全部私で、結局休めなかった」
夫は少し黙ってから、「ごめん、全然気づかなかった」と頭をかきました。
翌週の休日、彼が「今日は一緒に作ろう。後片付けも俺がやる」と言ってくれたとき、ようやく本当の優しさに触れた気がしました。
あの日の「たまには休めよ」は、確かに優しい言葉でした。
でも、相手の立場を想像しない“優しさ”は、ただの自己満足だと気づいたのです。
今では、夫と台所に立つたびに思います。夫婦の思いやりは、言葉じゃなく、行動で示すものなんだと。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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