筆者の友人・N穂は10代で子宮がんを患い、手術で子宮を全摘出していました。そのこともあってか、N穂は結婚をせずに「天職だ」と言っていた保育業界で頑張って働いていたのですが、N穂の勤務する保育園に知人のYが保護者としてやってきました。

次の日、私はYにメッセージで「SNS見たよ。そんなにお金に困ってないなら返済してくれない?」と連絡をしました。
しかし、Yからはとんでもない返信が返ってきたのです。

「結婚もしてないんだし、ずっと働いてるんだから、あなたこそお金に困ってないでしょ?」

人生の勉強

SNSが普及していなければ、Yの承認欲求がそれほど強くなければ、今回のことは露呈しなかったかもしれません。

その後、当然Yからお金は返済されておらず、来年の3月でYの子どもは卒園。
Yは私を明らかに避けています。
金の切れ目が縁の切れ目。
もうYと連絡を取ることはないと確信しています。

【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:RIE.K
国文学科を卒業しOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄、多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。シングルマザーとして子どもを養うために、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。

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