美容室でカラー中、左足にするどい痛みが! 担当美容師のひと言をきっかけに、思わぬ展開を遂げました。大人世代に届けたい、少しだけ心が軽くなる筆者の体験談です。

返ってきたのは、予想もしなかった言葉

すると、彼女は大きな目をさらに丸くし、

「ヘルニアなんですか!? 私もです!」と、驚きのひと言。

若くて元気そうな彼女からそんなことを聞かされるとは思わず、こちらが固まってしまいました。半年前、強いしびれと痛みに悩まされ、整形外科で注射治療を受けていたそうです。

「今はすっかり良くなったんですよ」
そう話す笑顔は、経験者ならではの安心感をにじませていました。

痛みがつないだ“あたたかさ”

「ヘルニアは年齢関係ないですよ! 一緒に無理しないでいきましょう!」
笑う彼女を見て、痛みで沈んでいた気持ちがスッと軽くなりました。

最初は、ヘルニアの話をすると気を遣わせてしまうのではないかという心配や、どこか恥ずかしさがありました。でも実際は、年齢や見た目に関係なく、同じ症状と向き合いながら頑張っている人がすぐそばにいたのです。

彼女のおかげで、必要以上に抱えていた不安がふっと消えていくのを感じました。事情を素直に伝えて良かったと、心から思えた出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.