いつも愛犬ポチと散歩するのが日課だった、近所のおじいさん。しかし、ポチが亡くなり、おじいさんの姿をパタリと見かけなくなってしまいました。数カ月後、再び1人で歩き始めたおじいさん。その理由とは……? 友人が、体験談を語ってくれました。

再開した1人散歩と、ポチが遺したもの

それから数カ月後。

1人で散歩をするおじいさんに声を掛けると、「実は、ポチが旅立ってね……」と教えてくれました。

それからしばらくおじいさんが散歩をする姿を見なくなり、どうしたんだろうと心配していたある日のこと。

久しぶりにおじいさんが1人で散歩する姿を見かけました。

「お久しぶりですね」と私が声を掛けると、おじいさんは少し照れくさそうに笑って言いました。

「いやぁ、ポチがいなくなって散歩をやめたら急に太っちゃってね。医者に“歩くのをやめちゃだめだよ”って叱られたんだわ。なんだかポチに、“お父さん、ちゃんと歩かなきゃダメだよ”って言われているみたいでね」

私はその言葉に、胸が熱くなりました。

ポチとの毎日の散歩は、おじいさんにとって欠かせない健康習慣になっていたのです。

ポチは亡くなった後も、「散歩を続けさせる」という形で、おじいさんの健やかな暮らしを守り続けてくれているのかもしれません。

おじいさんは今日も、ポチとの思い出を胸に、一歩ずつ歩みを進めています。

【体験者:40代・女性パート、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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