今回は、筆者の知人A子さんのエピソードをご紹介します。
A子さんには、子どもが小さい頃から付き合いのあるママ友がいました。そのママ友の旦那さんは、全然子育てをしないように見えていましたが、子どもが中学生になった頃、あることを知って──。

子どもが中学生になって

子どもが中学生になったときのことです。
「学校の勉強を教えるのも難しくなってきたよね」とK太ママに話すと、「うちは夫が理系出身で今も理系の仕事してるから、数学とか理系科目は夫がみてくれるよ」とK太ママ。

なんでも、子どもが小さいうちは、K太ママでも教えられる内容だったので全て引き受けていたが、中学生になったのでそろそろバトンタッチしようと旦那さんと話しているとのことでした。

「私の出番もそろそろ終わりかな~」と笑うK太ママを見て、私はハッとしました。子育ては小さい頃のお世話が必要な時期も大変だけど、教育も大変で、K太ママ夫婦は適材適所で役割分担していたことを知ったのです。

お世話の時期が終わってからも、子育ては続く

子どもが小さい頃に「旦那さんが全然子育てしていない」と思ったことに私は申し訳ない気持ちになりました。

長い子育て期間を、どのように夫婦で役割分担するかは、家庭によって様々なことを改めて実感した出来事でした。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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