スーパーで出会った高齢女性に頼まれ、トイレまで付き添うことに。高齢化が進む今、無理のない範囲で助け合う姿勢がお互いの安心につながるかもしれないと感じた、筆者の小さな気づきを綴ります。
画像: スーパーで、高齢女性が「トイレついてきて」付き添った結果──「高齢化社会のリアルを感じた」

突然声をかけてきた高齢女性

スーパーに入ろうとしたとき、高齢の女性が近づいてきて、「トイレ、どこ?」と尋ねてきました。トイレは店の外にあるので、「あちらですよ」と指をさして案内しました。
すると女性は、「わからん、ついてきて」と一言。
戸惑いながらも、わかりやすい場所まで一緒に向かうことにしました。
入口を指して「ここですよ」と伝えると、今度は「怖いからついてきて」
そこまで頼まれてしまうと、さすがに断るのも心苦しく、私はそのままトイレの中までついていきました。

「待っててや〜」の声が何度も

個室の前に着いた女性は、こちらを振り返って「怖いから、そこで待ってて」と言います。
そのまま置いていくわけにもいかず、私はドアの外で待つことにしました。

すると中から、「ちゃんとおる? 待っててや〜」と何度も確認する声が。
「はーい、いますよ〜!」と返事をする私。
小学生の頃こんなことしてたなぁと、少し懐かしさすら感じて思わずクスッと笑ってしまいました。

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