筆者の話です。
義実家から「ちょっと来て」と呼ばれるたびに、胸がざわつくようになりました。
軽いお願いの裏にあった「さりげない負担」に気づいた出来事です。

夫に相談しても、温度差にモヤがピークへ

一度、思い切って夫に打ち明けてみました。
すると「親も頼みやすいだけだよ。気にしなくていいって」と軽い調子で返されてしまいました。
その瞬間「ああ、私のしんどさは届いてなかったんだ」と胸がスッと冷えた感覚が残りました。

義両親の「お願いね」の延長だという気持ちはわかるのですが、実際に動いているのは私。
その温度差に、胸の中のざわつきが一気に強くなったのです。
次に呼び出されたときも、やはり同じ流れで、モヤがピークに達しました。

距離感の難しさをあらためて痛感した日

その帰り道「私が嫌なのは手伝うことじゃなくて、気づかれない負担なんだ」とハッとしました。
小さな積み重ねが、知らないうちにストレスになっていたのだと思います。

これからは無理のない範囲で線を引きながら付き合っていこう、と静かに決めました。
義実家との距離感は難しいものだな……そう感じた出来事です。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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