筆者の話です。
母が施設で暮らすようになり、親族との距離の変化にさみしさを覚える日が増えました。
そんな中、母の友人の存在が、私の心をそっと支えてくれるようになったのです。
画像: 施設に預けた母、「元気?」と聞くだけの親族。独り背負う介護の孤独を救ってくれた『心の家族』に「感謝」

施設で暮らす母と、薄れていく親族の気配

母はひとり暮らしが難しくなり、現在、施設で生活しています。
私は月に数回は顔を出し、差し入れをしたり、様子を見たりするようにしていました。

実家から比較的近い施設を選んで入所。
法事などで親族から連絡があることはありますが、「お母さんは元気?」と社交辞令のように軽く聞かれるだけで、深い話になることはありません。
それぞれの生活や事情があるのは理解しつつも、どこか「義務的な確認」に聞こえてしまい、少し胸がざわつく瞬間もありました。

母の兄弟──いわゆる親族からの訪問もほとんどありません。
「忙しいのはわかるけど……」と言い聞かせながらも、胸の奥では小さなさみしさが静かに広がっていきました。

誰にも言えない気持ちを抱えて

通うたび、母の様子だけでなく、施設での細かなことも気になります。
でも、それを話せる相手が身近にいないまま車に乗り込むと、胸の奥でふっとため息がもれました。
職員さんには気軽に聞けないことも多く、ちょっとした不安が積み重なっていきます。

便りがないのは元気な証拠だと思われているのかもしれない、と感じながらも、
「私ばっかり気にしてるのかな」
そんな思いがふくらみ、重たい気持ちを抱えた日が続きました。

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