気分屋の嫁に、少し不快感を抱いていた知人。しかし、嫁は“とある経験”をきっかけに、過去の言動を謝るほど自分の行いを恥じたそう。知人から聞いたエピソードを紹介します。

嫁が語った変化

ある日私は、嫁に「嫁ちゃん、最近性格が穏やかになったわよね」と言ってみました。
嫁は少し気まずそうに笑うと、顔の前で両手をパチンと合わせ、突然私に頭を下げます。

「お義母さん、昔はごめんなさい! 私かなり嫌な人だったと思います」と、何やら謝りだす嫁。続けて嫁は、「子どもは、自分が不機嫌な時は遠慮なく不機嫌さを押し付けてきますよね。その姿を見ていたら、『私も同じことしていたな』って気付いて……」「子どもっぽい恥ずかしいことをしていました。本当にごめんなさい!」

顔を赤らめて謝る嫁に、私は思わず「気にしてないわよ」と言いました。

成長していく

思えば私だって若い時は、自分の感情を無遠慮にぶつけていました。
でも、人間さまざまな経験を重ねて、少しずつ自分勝手な態度を取らなくなるのでしょう。

嫁の姿を見て改めてそのことを実感しましたし、今後は嫁とさらにいい関係が築けそうだと、楽しみにしています。

【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Junko.A
子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。

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