子供は叱られると分かっていると、必死に隠そうとすることもありますよね。
筆者の知人A子さんの場合、息子さんとショッピングをしている時に、似たような体験をしました。幼稚園児の息子さんの、ほっこりするエピソードをご紹介します。

様子がおかしいと思い、そばに行くと

様子がおかしいと思い息子のそばに行くと、息子はマネキンと手をつなぎ、ばつが悪そうな顔をしています。「ん?」と何かあったと察した私。よくよく見ると、マネキンの手が取れてしまっているようでした。

息子はきっと私に叱られると思ったのでしょう。マネキンの手が取れてしまい直し方が分からず、マネキンの手を握ったまま、横に立っていたのでした。

叱られることをしたと分かっているから隠そうとするも、どうにもならずモジモジしている息子の様子にほっこりしてしまいました。「マネキンの手、取れちゃったんだね。ママと一緒に謝ろう?」と言うと、息子は気まずそうに首を縦に振りました。

マネキン警戒中

店員さんに謝って直していただいた後、息子には、洋服屋さんではマネキンに触らないことと、万が一取れてしまったら隠さず私に言うように伝えました。

この出来事があってから、息子はよほど気まずかったようで、マネキンから距離を置くようになっています。なんとなくマネキンを警戒している表情に、思わず笑ってしまいます。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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