これは、知人のA子さんに聞いたお話です。
親戚の集まりでいつも嫌味を言ってくるB母と娘のB子。B子は二人きりだと“女王様”に豹変します! 逃げ回るしかなかった私を救ってくれたのは、まさかの人物でした。

「A子はまだ食べていないんだからもっと食べなさい!」

なんと、いつもは無口な祖父が、A子さんにお料理をよそってくれたのです! B母は一瞬キョトンとしていましたが、祖父には何も言えなかったようです。意外なところからの助け舟に、当時のA子さんは本当に嬉しかったと語ってくれました。

【成長と平和】身につけた回避術と、訪れた穏やかな時間

成長するにつれ、A子さんも知恵をつけました。「まだ食べ終わってないから」「私は行かない」と、B子を回避する術を習得したのです! そうこうするうちに、次第にB母と娘のB子は親戚の集まりに参加しなくなりました。今では、気心の知れた親戚たちと、平和で楽しい時間を過ごせるようになったそうです。あの時の祖父の一言が、A子さんにとっては何よりのご馳走でした!

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:日向みなみ
出産を機に、子どもとの時間を最優先できる働き方を模索し、未経験からWebライターの世界へ。ライター歴10年の現在は、オンライン秘書としても活動の幅を広げている。自身の経験を元に、子育てや仕事に奮闘する中で生まれる日々の「あるある」や「モヤモヤ」をテーマに、読者のみなさんと一緒に笑って乗り越えるよう、前向きな気持ちになれるコラムを執筆中。

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