筆者の話です。
体調を崩して寝込んでいた日に、買い物を頼もうと夫に声をかけたら、なぜか夫まで「喉痛い」「だるい」と体調不良を訴え始めました。
本当に具合が悪いのかもしれない。
けれど、私が弱った日に限って始まる「俺も不調」アピールに、支えてほしい気持ちを強く感じた出来事です。

リビングからはテレビの音とともに、スマホゲームの音が。どうやらゲームに夢中の様子です。
本当に具合が悪いなら心配もします。
でも、私が寝込んだ日に限って「俺の方が」と言い出す夫の様子に、モヤモヤが募っていきました。

妻の「お願い」は、やっと出せたSOS

妻って、弱音を吐きづらいことがあります。
もちろん家族の協力を得られるご家庭も多いでしょうが、私の場合は「大丈夫」「あと少し頑張れば」と、無意識に自分を奮い立たせてしまうのです。
限界を迎えたからこその「お願い」なのに……。
だからこそ、その瞬間に「俺も」が重なると、心の中にストンと小さな絶望が落ちていく気がしました。

結局、動けないながらも最低限の食料を調達して、なんとか過ごした数日間。
その間、私の気配を感じるたびに体調不良を装い、気づけば夫は何事もなかったかのようにテレビの前で笑っていました。
その姿に、少しだけ複雑な気持ちが残ります。

欲しかったのは、寄り添いのひと言

あの日、私が欲しかったのは「家事の代行」じゃなく「大丈夫?」のひと言。
本当に欲しかったのは、助け合う気持ちなのです。

家事を頼みたいのではなくて、支えてほしいだけ。
その気持ちを、ちゃんと受け止めてほしいと思った出来事です。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年11月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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