PTAは任意団体であり、強制されるものではありません。昔は事実上、全保護者が加入するものとされていたPTAですが、最近はPTAに加入しない人も増え、PTAが廃止されることも増えています。しかし、筆者の知人Aさんは、PTA役員を引き受けてみてPTA活動に魅力を感じたのだそうです。「どうするPTA?」は子育てをする保護者にとって避けては通れない話題。AさんはPTAのどのような点に魅力を感じたのでしょうか。
画像: <どうするPTA?>時代は廃止の方向だけど、、、PTA会長まで経験した保護者の【リアルな本音】

PTA役員に選ばれました

Aさんは30代で小学生の子供を3人育てる母です。Aさんの子供が通う公立小学校では子供1人につき1年間はPTA役員をすることという暗黙の了解がありました。

つまり、Aさんは3回は役員をやらなければいけません。しかし、PTAの学年委員ではなくそれを統括する任期3年の本部役員になれば、Aさんの学校のルールでは3人分が一気に完了します。

「子供3人いるなら本部役員やっちゃいなよ~」

子供が3人小学校に在籍しているAさんに、本部役員をやらないかとスカウトの声がかかりました。Aさんは「面倒くさい」と思いましたが、断り切れずに引き受けてしまったのです。

意外と楽しいPTA活動

やってみるまではPTA活動に対してネガティブなイメージがあったAさん。やらなくてもいいことをやらされ、無駄な集まりが多く、時代遅れで無くてもいいものと思っていました。

しかし、実際にPTA活動をやってみると、その印象がガラリと変わったのです。

PTA活動は学校の運営を助けるもので、Aさんの小学校では無くては困ってしまうものでした。学校行事の準備を手伝ったり、学校運営に関することに意見を述べたりするのはAさんにとって面白いと感じられるものでした。

子供たちのためになる活動ができているという実感もあり、先生方とのつながりも持てて、普段の子供の様子を活動の際に聞くこともできます。

確かに夜に集まりがある分、予定をやりくりする必要はあり大変な部分もありましたが、AさんにとってPTA活動は充実したものとなりました。

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