今回は、筆者の知人A子さんのエピソードをご紹介します。
A子さんは、義母に元気なイメージしかありませんでしたが、義実家の床の汚れに気付いたことをきっかけに、あることを実感した体験をしました。
画像: 義実家の床が「すごい汚い」義母に掃除を提案するも →【思わぬ返答】に「いたたまれなくなった」

義実家の床が汚れていた

義実家に遊びに行ったときの出来事です。
義実家は物は整頓されていたのですが、床が汚いのが気になりました。

床にホコリや髪の毛が落ちたままになっている箇所がいくつかあったので「掃除機かけましょうか?」とさりげなく義母に聞きました。

義母の「ある様子」を見て

すると、70代の義母は、掃除機の場所を私に教えてくれました。続けて「最近目が悪くて……。床汚れていた?」と聞いてきました。

その様子を見て、出会ったときはシャキシャキと活発な義母だったので、ずっと元気なイメージしかありませんでしたが、やはりもう70代。床が暗い色なこともあり、ホコリや髪の毛に気付きにくくなっていることが分かりました。

実感したこと

「汚いな……。なんで掃除しないんだろう」と思っていましたが、義母の様子を見て、「時々お邪魔して、掃除機かけよう」と考えを思い直しました。

月日が経つ早さに驚きましたし、少し寂しくもなりました。人は誰でも年を取るということを、このとき実感しました。これまで義母に守ってもらうことが多かったですが、これからは私が守っていく立場になったんだなと思うきっかけになった出来事でもありました。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。
特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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