どんなに仲が良くても、トラブルひとつで一瞬にして友情が壊れてしまうこともあるものですよね。信じていた人に裏切られたり、騙されたりするのは、本当につらいことです。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。

突然の裏切り

そしていよいよ店舗の賃貸契約が迫った頃、驚くべき事実が判明しました。

なんとCは何の相談もなく、周囲には自分がオーナーであり、私をバイトで雇用しているというふうに言っていたということが発覚しました。

問い詰めると、Cは涼しい顔で「あなたには宣伝とか細々したところだけやってもらおうと思ってたの。共同経営者になるなんて、約束した覚えないし。オーナーは私一人で十分でしょ」と言い放ちました。

その言葉に、私はただ呆然とするしかありませんでした。
今まで積み重ねてきた努力の成果を独り占めしようと、Cは最初から計画していたのでしょう。

長年の友情、そして夢を共有してきたと思っていた全てが、一瞬にして崩れ去りました。

信頼という、かけがえのない財産

怒りと悲しみの中で、私は仕方なくカフェ計画から手を引き、しばらくは立ち直れませんでした。

しかし半年後、Cのカフェが経営トラブルで閉店したという報せを耳にしたのです。

一方、私は自宅で細々と始めたオンラインでのカフェ会が、子育てママたちの間で評判になりました。
画面越しに繋がるママたちの笑顔を見るたびに、私は「信頼は何よりも大切な価値になる」ということを改めて実感しています。

あの時、Cの裏切りによって失ったものは大きかったけれど、それ以上に大切な“信頼”という財産を手に入れたのだと、今は強く感じています。

【体験者:40代・女性自営業、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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