筆者の話です。
結婚してからというもの、夫の友人関係のお祝いごとの準備まで、いつの間にか私の担当になりました。「ちゃんとお祝いできた俺、えらい」と笑う夫を見て──その笑顔を支えているのは「誰の努力」かを考えた出来事です。

プレゼントを提案して選んだのも、買いに行ったのも、ラッピングしたのも、全部私。
「えらい」のは、いったい誰なんだろう。心の中でつぶやいた瞬間、長年積み重ねてきた小さなモヤモヤが一気に噴き出しました。

「気の利く男性」を演じるのは、そろそろ卒業してほしい

夫に文句を言いたいわけではありません。
ただ、自分の顔を立てるために、私の労力を当たり前に使わないでほしい。
夫婦って、どちらかが「得意だから」「慣れてるから」で片づける関係じゃない。
だからこそ、これからは「見えない気配り」の重さにも気づける人であってほしい。
お祝いの主役でもないのに「気の利く男性」を演じるのは、そろそろ卒業してほしいと感じています。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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