筆者の話です。
初めて「推し活」で札幌ドームへ行ったときのこと。
「雪ってこんなにロマンチックなんだ」と見上げた瞬間は、まだ観光気分でしたが、手すりをつかんだ瞬間、指先がかじかんで――「雪国の現実」を知りました。
画像: 「えっ、こんなに!?」札幌で手すりをつかんだ瞬間 →『雪国の現実』を知り驚愕「住んでる人すごい」

雪が舞う札幌ドームで

初めての「推し活遠征」で札幌を訪れたのは、10月中旬。
まだ本格的な冬ではありませんでしたが、夕方になると息が白くなるほどの冷え込み。

コンサート開演前、入場を待っている間に雪がちらちらと降り始め「きれいだな」と空を見上げていました。
白い息を吐きながら並ぶファンたちの笑顔にも、どこか特別な高揚感が漂っていて。
「これが本場の雪かぁ」と、寒さよりも期待のほうが勝っていたのです。
遠征のワクワクと、非日常の空気に心が弾んでいました。

コンサート後の「白い世界」

コンサートが終わり、外へ出ると、地面には数センチの雪が積もっていました。
規制退場で遅れて出た私たちの足元は、何百人もの足で踏み固められた通路がつるつるに。
転倒を気にしながら歩く人たちの列がゆっくりと進み、緊張感が走ります。
私もスニーカーの底で感触を確かめながら、慎重に前へ進みました。

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