友人Aの話です。
子どもが初めて親元を離れて修学旅行へ。
出発前、ちょっとした『親のアドバイス』を伝えたところ、帰宅後の子どもの言葉に思わず笑ってしまいました。
聞いていないようでも、ちゃんと届いていた。そう感じた出来事です。

帰宅後に聞いた「意外な報告」

数日後、修学旅行から帰ってきた子どもは、おみやげ袋を抱えて笑顔で帰宅。
そして開口一番、こう言いました。
「教えてもらっててよかったよ。ほかの部屋、水浸しだったんだって!」
カーテンを浴槽に入れずに使った部屋があったらしく、翌日の話題になったそうでした。
「えっ、ほんとに!?」と驚きながらも、心の中ではほっとしていたのです。

届いていた「親の知恵」

まさかあの一言が、実際に役立つとは。
「聞き流していたようだったけれど、ちゃんと聞いていたんだな」と思うと、自然に笑みがこぼれました。
心配しすぎかなと思った言葉が、わが子の体験を支える「親の知恵」になっていたのです。
これからも、必要な一言は惜しまず伝えていこうと思ったのでした。

【体験者:50代・女性会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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