これは筆者自身の体験です。夫が楽しみにしている晩酌の時間が、ある晩、予想もしなかった形で家族に影響を与えました。その日は息子の体調が急変し、筆者はあるお願いをしましたが、状況は思い通りにはいきませんでした。この出来事を通じて、家族との優先順位や大切なことについて深く考えさせられることとなったのです。

予想外の事態と私の決断

数時間後、息子の熱がさらに上がり、ついに救急病院に行くことになりました。夫はもう車を運転できる状態ではなく、私は泣きながらタクシーを呼び、息子を連れて病院へ向かいました。夫は寝ていて、何度起こしても起きませんでした。その瞬間、私は夫を頼ることができないと感じました。

夫の反省と家族優先の気づき

翌日、夫から電話がかかってきました。息子のことを心配していたものの、「どうして家にいなかったんだ?」と驚いた様子でした。私はその晩の出来事をすべて説明し、夫は自分の過ちに気づき、深く反省していました。それ以来、夫は帰宅するとまず家族の体調を確認するようになり、「今日は体調どう?」と私たちの状態を見てから晩酌を始めるようになりました。

家族優先の大切さを学んだ夜

あの夜の出来事が、夫にとって本当に大きな教訓となり、家族の大切さを改めて学んだようです。それ以来、どんなに疲れていても、お酒を飲む前に家族の健康を最優先に考えるようになりました。私たち家族にとって、どんな時でも家族のために行動することが最も大切だと、深く心に刻んだ出来事でした。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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