大切な友人に何かおめでたいことがあれば、心からのお祝いの言葉を伝えたいものですよね。しかし、自分以外の幸福を素直に喜べない人もいるようです。今回は、筆者の友人が実際に体験したエピソードをご紹介します。

止まらない無神経な言葉

その後もA子は悪びれる様子はなく、無神経な言葉を続けました。

「まあ、〇〇(私の名前)もいい歳だし、結婚できてよかったじゃん。昔はもっとモテたのに、最近はパッとしないもんね? 相手、どんな人? まさか、また冴えないバンドマンとかじゃないよね?」

喜びを分かち合うどころか、過去の恋愛遍歴まで持ち出し、今の私を貶めようとするA子の姿に、心の中で何かがすっと冷めていくのを感じました。

大切な友人だと思っていたけれど、彼女は私の幸せを心から喜んでくれる相手ではなかったのだと、その瞬間、痛いほど感じました。

本当の「友人」とは?

私は「相手はすごく優しい人で、ちゃんと会社勤めだよ」とだけ返し、それ以上は何も話す気になれませんでした。

結婚の報告の場で、こんなにも無神経で、嫉妬丸出しの言葉を投げかけられるなんて……。
この日以来、A子とは疎遠になってしまいました。

今回の出来事をきっかけに、大切な人とは心から喜びを分かち合える関係でありたいと改めて思います。
相手の幸せを素直に祝えることこそが、きっと「本当の友情」なのだと感じました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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