テーマパーク帰りの深夜手前、筆者の友人・由香さん(仮名)一家がタクシーに乗車。疲れ切った体を休めていると、車は明らかに違う方向へ。運転手に声をかけたその瞬間、返ってきた言葉に背筋が凍りました。
画像: タクシー運転手が、行き先を【忘れた】?「あの、どこへ──?」「はっ?」その直後、まさかの異変が!

ヘトヘトの帰路

由香さんは 連休を利用して、家族で人気のテーマパークを訪れていました。

時間ギリギリまで遊び尽くし、夜9時を過ぎたころ、くたくたの状態で新幹線を降ります。

駅前のタクシー乗り場に向かうと、そこには予想以上の行列が。

ようやく自分たちの順番になり、タクシーに乗り込みました。

目的地を伝えて、静かに座席にもたれかかります。

「さすがに疲れたね。あとちょっとで家だよ」

小学生の息子の疲れを気にかけながら、疲れ切った身体をシートに預けました。

家までのひとときをしばし休もうとしていたとき——。

ふと窓の外を見ると、見慣れた風景とは、どうも違っていたのです。

いったいどこへ向かうの?

「あの、そろそろ曲がりませんか?」

夫が声をかけました。

すると、運転手から返ってきたのは思いがけない一言。

「あのー、いきさき、どこで……?」

「はっ?」

思わず耳を疑う返答でした。

すでに走行15分、自宅ならとっくに着く距離なのに道は逸れ、メーターだけがどんどん上がっている。

怒りと同時に不安がよぎります。

後部座席から バックミラーを覗きこむと、運転手の目がうつろ。

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