今回は、筆者の友人・A子に聞いた、スーパーで起きた理不尽トラブルとスカッとする結末をご紹介します。買い物帰りの穏やかな午後、A子はレジで並んでいた際に、見知らぬ女性客から突然怒鳴られたそうです。戸惑うA子を救ったのは、冷静な店員さんのひと言でした。

店員の冷静な一言が状況を変えた

「お客様、失礼ですが、防犯カメラで確認いたしますね」
若い女性店員さんが落ち着いた声で言いました。
その瞬間、店内の空気がぴたりと止まりました。
女性は「べ、別にそこまでしなくても!」と急にトーンダウン。
すると後ろに並んでいた男性客が、「この人、ちゃんと並んでましたよ」と助け舟を出してくれました。
女性は気まずそうに視線を逸らし、「勘違いだったわ」と小声でつぶやいて去っていきました。

レジを終えると店員さんが

レジを終えたあと、店員さんが私に微笑みかけてくれました。
「怖い思いをさせてしまいましたね。でも大丈夫です、きちんと見ていましたから」
その言葉に、胸の奥がじんと熱くなりました。
理不尽な怒りに晒された私を、冷静な対応で守ってくれたその姿が本当にかっこよく見えました。
あの一件以来、私は困っている人を見かけたら、見て見ぬふりをしないと決めました。
誰かの勇気に支えられた日を、今度は私が返していく番です。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.