孫の好き嫌いを克服するために、筆者の友人M美さんが考えたのは「食べさせる」より「一緒につくる」台所育児でした。台所でのさりげない工夫が、やがて家族の食卓に笑顔を運んだ、心温まるエピソードです。
画像: 子どもに野菜を食べさせるには?【孫の好き嫌い】を克服するため、祖母が孫に与えた『ミッション』とは

孫の好き嫌い

私は、娘からよく相談を受けていました。
「野菜を全然食べないの。どうすれば食べるようになるかな」
「叱って食べさせるのも嫌だし、できれば今のうちに食べられるようになってほしい」
娘の悩みを聞きながら、ある“作戦”を思いついたのです。

さりげなく巻き込むお手伝い作戦

ある日、娘の家に遊びに行ったときのこと、お昼ご飯を作ろうと台所へ。
そして孫に向かって、「ちょっとお手伝いしてくれない?」と声をかけました。
「いいよー!」と元気に駆け寄る孫。

最初の役目は“味見係”。
野菜スープの味見をお願いしましたが、嫌いな野菜のことには一切触れません。
「うーん、少し薄いね」「お塩をちょっと足してみようか」
そんな会話を重ねながら、自然と孫の表情も楽しげに。
その後もサラダや炒め物など、次々に料理へと巻き込んでいきました。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.