自分では頑張っているつもりでも、子育てはうまくいかないことも多いですよね。相手は生身の人間なので、成長するにつれてだんだんとこちらの思う通りには動いてくれなくなることも……。そこへ周囲から配慮に欠ける言葉を投げかけられたら、落ち込んでしまう人もいるかもしれません。今回は私の友人A子さんから聞いた、子育てに悩んでいる時期に実の母に心無い言葉をかけられ落ち込むも、息子を信じて寄り添い続けた話を紹介します。

母に報告すると本音が聞けた

すべてが落ち着いてから、頑張っている長男のことを母に報告すると、「ふーん」とそっけない返事。しかし、その後「でもさ、A子もよく耐えたわよね」とA子をねぎらうようなことをぽつり。

おそらく、母は母なりにA子や孫のことをずっと心配していたのだとA子は感じました。想像でしかありませんが……。うまくいかなかったことも多かった子育てが、必ずしも“失敗”じゃないと、息子が教えてくれたような気がしたA子でした。

子どもに「中退したい」と言われたらそう簡単にはOKを出せないという方がほとんどなのではないでしょうか。不安なこともたくさんあったかと思いますが、子どものことを信じて進みたい道へ行かせてあげられたA子さん。このことを機に、より一層親子の絆が強まったそうです。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:ichika.K
2児の育児を機に、ママの悲喜こもごもを描くライターとしての活動をスタート。子育てメディアなどの執筆を経て、独立し現在はltnでコラムを連載中。大手企業の総合職でのOL経験、そこから夫の単身赴任によりワンオペでの育児を行った経験から、育児と仕事を両立するママの参考になる情報を発信すべく、日々情報をリサーチ中。

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