七五三の写真は、満面の笑みを残してあげたいと思っていました。着付けまではご機嫌だった息子でしたが、写真館への移動途中に見つけた「あるもの」によって、計画は崩れていったのでした──。筆者のエピソードをご紹介します。
画像: 七五三は笑顔の写真を撮りたかったのに(泣)当日、息子はご機嫌で写真館へ行くも → 母が『後悔した理由』

七五三当日、ご機嫌の様子で写真館へ

息子が5歳の時の、七五三での出来事です。
七五三当日、息子は着物を着て、いつもと違う装いに少し照れつつも、ご機嫌で写真館へ向かいました。

写真館の隣にあった「あるもの」を見た息子が……

しかし、写真館の隣には、遊具が充実している大きめの公園が。
見たことのない遊具を発見した息子は「あの遊具で遊びたい!」の一点張り。

「いやいや、せっかくのお着物が汚れちゃうし着崩れしちゃうから、写真撮って、着替えてから遊ぼう?」
と説得を試みるも、遊びたい気持ちが強く、ふてくされている息子。

写真館に何とか連れて行ったものの、気持ちを切り替えることが難しく、カメラマンさんや家族総出で機嫌を取ろうとしましたが結局、明らかに機嫌の悪そうな顔の写真となってしまいました。

事前確認が必要だったと後悔

その写真館がある場所は、普段あまり行かないエリアだったので、隣に楽しそうな公園があるとは知りませんでした……。

事前に知っておけば、あらかじめ息子に心構えをさせたり、公園が見えないルートで写真館に行く等、何か工夫できたかなと思いました。また、ご機嫌取りグッズは「5歳だしもういらないかな」と思って持って行かなかったのも盲点でした。お菓子でもなんでも、気持ちを切り替えられるようなものが必要だったなと、母は反省……。

あれから数年経ち、当時の写真を見返すと、「早く撮影終われ」と目で訴えている不機嫌顔の息子。もちろんいい思い出ではありますが、やはり節目の写真は満面の笑みを残したかったなと、後悔の念も残っています。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年10月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Emma.I
長年人事業務に携わり、働き続ける人々の本音や葛藤に触れてきたライター。
現在は仕事や自身の育児を通じて得た経験を元に、誰かの心に寄り添い、クスッと笑えるエピソードを執筆中。特に、女子中高出身者の視点やグローバル企業出身者の視点からの記事を得意とする。

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