定期的に通う歯医者で、診察中に必ず体に置かれる“ある物”について、長年違和感を抱いていた友人。ある日、意を決してスタッフに理由を尋ねると、意外な理由があって……? 友人が体験談を語ってくれました。
画像: 歯医者で「正直、やめてほしい」診察時の『不快感』→ 勇気を出して訴えたら、逆に感謝されたワケ

診察台で毎回感じる違和感

私は、定期的に通う歯医者さんでのある行為がずっと気がかりでした。
それは、診察台に横になると、治療中に使う器具を胸の上に置かれることです。

タオルを一枚挟んでいるとはいえ、鎖骨の下、ちょうど平らになる胸の上あたり。男性も女性も、子どもも、誰に対しても同じように置かれていました。

「これって普通なの?」「私だけが気にしすぎ?」私はずっと違和感を抱いていました。
身体のパーソナルな部分に触れられているような、なんだか落ち着かない気持ち。医療行為とはいえ、個人的な感覚としては、正直あまり心地よくはありませんでした。

勇気を出して尋ねて判明した「驚きの理由」

ある日、勇気を出して歯科衛生士さんに尋ねてみました。

すると返ってきたのは、拍子抜けするような、でも納得の答えでした。

「実は、手元に治療器具を置くスペースが限られていて……胸の上が一番近くて安定するんです」

なるほど、器具が落ちないように、かつ手早く使うための合理的な理由があったとは!

医療従事者の効率を考えれば納得できる面はできます。しかし、長年抱えてきたモヤモヤはすぐには消えません。

やはり人の胸の上に器具を置かれるのは、私にとっては、合理性だけでは割り切れない「不快感」が残る行為でした。

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