筆者の話です。
進路や生活の選択で「こうしたい」と思っても、親に否定されるのが怖くて口にできませんでした。やがて「相談グセ」が身についてしまい、50代になった今も自分の決断に自信が持てずにいます。けれど、親も年を取り、もう以前のように頼ることはできません。
今ようやく「自分の人生を歩む」と向き合う時が来たと感じています。
画像: 親に否定されるのが怖くて。「言わない方が楽」自分を押し殺し続けた結果、50代になって気づいた『代償』

親に否定される怖さ

学生時代の私は「これをしたい」と思っても、口に出す前から不安がありました。
親に話しても「やめておきなさい」と否定されるのが目に見えていたからです。
反論する勇気もなく、気づけば「言わない方が楽」と思うようになっていました。

相談グセがついた日常

社会人になってからも、その癖は抜けません。
買い物のような小さな選択だけでなく、就職の場面でも親の顔色をうかがっていました。
親が見つけてきてくれた会社を受けるのが「無難」だと思い、自分が興味を持った道を選ぶ勇気は出せなかったのです。

否定されるくらいなら、最初から自分で決めないほうがいい。
そうして責任を避け続けるうちに、何でも相談してから動くのが習慣になってしまったのです。

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