静かな喫茶店で、大音量動画を流し始めた非常識な女性客。困惑するも黙っていた友人でしたが、突然店内の黒電話が鳴り響いて、事態が急転……!? 友人が、体験談を語ってくれました。

マスターの「柔らかい一言」とまさかの結末

ところが次の瞬間、マスターがゆっくりと女性たちに近づき、柔らかい口調でこう言いました。

「お客様にゆったりとした時間を味わって欲しいと、この店はBGMも小さめにしています。楽しい話し声ならまだしも、動画で音を流したり、写真撮影したりというのはご遠慮いただけますか?」

女性たちは一瞬固まり、周囲の客の視線に気づいた途端、顔を真っ赤にしてスマホをカバンに入れました。

小声で「すみません、お会計します」と言うと、そそくさと店を出ていったのです。

静けさが戻った店内で、マスターが小さく「やれやれ」と笑った瞬間、私も心の中でガッツポーズ。

あの黒電話は、単なるレトロな電話ではなく「非常識なお客を静める合図」だったのかもしれません。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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