筆者の話です。
結婚を控えた私が、弟に冗談で「お祝いはたっぷりね」と口にしたことから、思わぬ大ごとに発展してしまいました。
弟の真剣すぎる気持ちに触れ、軽率な発言を反省しつつ、胸が熱くなった出来事です。
画像: 弟に「結婚のお祝い、最低でもウン十万ね(笑)」冗談のつもりが → 周りを巻き込む『まさかの事態』に

姉として支え続けた日々

両親と弟と私の4人家族。
両親が共働きだった我が家では、幼い頃から弟と助け合って暮らしてきました。

弟が保育園時代には、雨の日に小さな傘を持って迎えに行ったこともあり、その記憶はいまも大切な思い出です。
進学や就職の節目ごとに、忙しい両親の代わりに私が動くのは当たり前になっていました。
引っ越し先で「若いお母さんですね!」と声をかけられることもあり、気づけば「姉に頼めば大丈夫」と思われていたのです。
頼られることを負担と思わず、むしろ誇らしく感じていました。

軽い冗談が引き金に

私が結婚の準備をしていたときのこと。
いたずらごころに火がついて軽い気持ちで「今までのお礼だから、弟にはたくさん包んでもらわないと」と冗談を言ってしまいました。
「最低でもウン十万ね!」と大きな金額を口にした私。
周囲に笑いを誘いたい気持ちもありましたが、弟は一瞬、真剣な表情を見せました。
場を和ませるつもりだったのですが、その一言が弟を本気にさせてしまったのです。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.