筆者の友人Aの話です。
新婚当初から亭主関白な夫に従ってきたA。
20年もの間「仕方ない」と思ってきましたが、ある日思わず口から出たひと言が、夫婦の力関係を一変させる出来事となったのです。

「うるさいわね、忙しいの見てわからない? 自分のことくらい自分でやりなさいよ!」

思えば結婚してから初めての反論。
その言葉に夫はハッとしたように黙り込み、洗濯物を片づけ始めたのです。

20年目の気づき

夫の行動に「え? 言い返したらそれで終わり?」と思った私。

それ以来、思ったことを素直に口にするようにしてみました。
言いたいことを我慢はせず、反論もためらわなくなったのです。
すると夫は、逆に私の機嫌を取るように変わっていきました。

もっと早く反撃すればよかった。
なんだ、こんなことだったのかと知った20年目の出来事でした。

【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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