子ども同士のつながりもあるママ友には、頼まれたことを断るのが気まずい場面もありますよね。しかし、曖昧な態度でいては相手にこちらの思いは伝わりません。今回は筆者の友人が興味深いエピソードを聞かせてくれました。

その時、ふと私は「あること」を思い出し、オークションサイトでその絵本の取引価格を調べました。
すると、かなりの高値で取引されていることが判明。
その絵本はもう絶版になっていて、マニアの間では希少なものだったのです。

新たな決意

私はオークションサイトのスクリーンショットを撮り、M美に送りました。

「この本、実は絶版で、今はこれくらいの値段で取引されてるみたい。どうしても欲しいなら、同じ値段で買い取ってくれるならいいよ」

すると、M美は慌てて絵本を返却しに来ました。

今回の件で、大切な物の貸し借りは慎重に、時にはハッキリ断る勇気も必要だと心に刻みました。

絵本は無事に戻ってきましたが、M美との間にできた溝は深く、もう以前のような付き合いはできないでしょう。

これからは、もっと相手を見極めて、付き合い方を考えようと心に決めた出来事でした。

【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.