SNSは日常を彩る便利なツールですよね。友人の近況が知れたり、新しい情報に出会えたりと、嬉しいこともたくさんあります。でも、時にはそのSNSが心を重くさせる原因になってしまうことも……。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。

ありえない加工写真に、心が折れた瞬間

食事会は滞りなく終わったものの、翌日、私の心は完全に折れてしまいました。

M美が「気の置けない仲間たちとの最高の時間♡」というコメントつきでSNSにアップした食事会の写真には、私が写っている部分だけが不自然にトリミングされ、切り取られていたのです。

まるで私なんてその場にいなかったかのように……。
おそらく保護猫の話題で恥をかかされたと思い、私を逆恨みしたのでしょう。

これを見た瞬間、「もう、無理だ」と悟りました。

自分の心は自分で守る

M美の投稿で、気持ちも心も消耗してしまうことがやっとハッキリ自覚できた私は、悩んだ末にM美をミュートにしました。

最初は「友人をミュートにするなんて」と少し不安でしたが、すぐに心が驚くほど軽くなったのを感じました。

「それよりも、本当に好きなことや、心から話したい友人に自分の時間を使おう」と思えるようになったのです。

SNSは自分の人生を豊かにするツールであり、心をすり減らすものではないと改めて気付かされました。

【体験者:20代・女性会社員、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

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