歯科医院の受付で働く友人。ある日、予約患者さんが子どもを連れて来院しました。そこで予想外のお願いをされ、友人は対応に困惑……。最終的には院長が出てくる事態となったのですが――。友人が体験談を語ってくれました。

場の空気を変えた院長のひと言

そのやり取りを聞いていた院長が出てきて、こう言いました。

「お子さんを“ついで”で診るような歯科医は、ここにはいません。大切なお子さんの歯だからこそ、しっかり時間を確保して診るべきです」

Aさんは顔を赤くし、息子さんの手を引いて黙って帰っていきました。

歯科医院は“ついで”で来る場所ではありません。

予約を守ることは、自分と他の患者さんの安心につながる大切なルールだと理解してほしい、そう思った出来事でした。

【体験者:30代・女性歯科医院受付、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。

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