これは、友人のA子さんに聞いた話です。家族で楽しみにしていたテーマパークに、ママ友B子さんが「一緒に行きたい」と便乗。図々しいお願いにA子さんが断れずにいると、夫が放った一言がすべてを丸くおさめたそうです。
画像: 家族の誕生日旅行なのに「私たちも一緒に行く♡」図々しい【便乗ママ友】を黙らせた、夫の『一撃』

突然の「一緒に行っていい?」に困惑

娘の誕生日に、家族3人でテーマパークへ行く予定を立てていました。
そこへ、同じ幼稚園のママ友B子さんが何気なく話しかけてきました。
「えー、〇〇ランド行くの? うちも行こうかな。うちの子も仲良いし、一緒に回ろ?」
あまりに当然のような口ぶりに驚きましたが、周囲の手前「やめて」とも言えず……
その場では曖昧に笑ってごまかしました。

当日、なぜか合流してくるママ友家族

当日、ゲート前に並んでいると、突然後ろから声が。
「やっほー! 間に合った〜!」
振り返るとB子さん家族が、まるで当然のように私たちの列に加わってきました。
チケットもフリーパスも買っていて、本気で一緒に回る気満々です。
娘はB子さんの子と遊べるのが嬉しそうで、強く拒否することもできませんでした。

夫の一言が場を変えた

朝からずっと、B子さんは「次は〇〇乗ろ!」「ランチはそっちの方が安いよ」などと仕切りまくり。悪気はないのでしょうが、まるで私たちの予定は関係なし。
私は気を遣いっぱなしで、正直うんざりしていました。
そんなとき、夫が静かに言いました。
「せっかくの誕生日だから、今日はうちの家族だけで回りたいんだよね」
一瞬空気が止まりましたが、B子さんのご主人が「あ、それな。うちも好きに動こう」と言ってくれて、空気が和らぎました。

家族水入らずの一日が戻った

それからは別行動となり、私たちは本来の予定通り、娘の好きなアトラクションを思いきり楽しみました。
娘も「パパとママと来れてよかった〜」と笑顔。
ママ友関係って断るのが難しいけれど、夫のように、丁寧にきっぱり伝える勇気も大事だなと、心から感じました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年8月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。

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