今回は、中学校の部活動についてママ友から聞いた話をご紹介します。同じ部活の保護者の中に厄介なママがいたそうで、ある日騒動が起きたらしく……。いったいなにがあったのでしょうか?
画像: 「うちの子はレベルが違うの」「もっと練習して」部活で暴走するママ友に、娘が放った『まさかの絶叫』

運動苦手な娘がバスケ部に

我が家の一人娘は、中学校に進学し女子バスケ部に入部しました。運動が得意な方ではありませんが、バスケのアニメに夢中になり、バスケ部に入るのを楽しみにしていました。娘はみんなに負けないように家に帰ってからも自主練や走り込みをするなど、毎日練習を頑張っていました。そんな姿を見て嬉しく思い、私も夫も応援していました。

保護者の中に厄介なママが

公式戦や練習試合などでは、バスケ部の保護者と顔を合わせることがあるのですが、基本みなさん練習は静かに見守り、試合になると声援を送ってチームを盛り上げます。しかし一人だけ、自分の思ったことをそのまま発言する【我が子一番】の厄介なママがいました。厄介ママの娘は確かにプレーが上手なのですが、我が子中心のチームプレーを乱すような発言ばかりするのです。

自己中すぎる発言にげんなり

下手な子に対して「うちの子はもっと上を目指してるの。レベルが違うんだからもっと練習して」「〇〇ちゃん、足引っ張らないでね」などと上から目線の発言を連発。うちの娘も言われたことがあり、落ち込んでいました。顧問の先生や保護者が窘めても聞く耳を持たず、次第にそのママも娘も浮いていきました。

ある日事件が

3年生が引退してからすぐの練習試合で、事件が起こりました。その試合で負けた後、厄介ママが名指しでチームメートの文句を言ったのです。初レギュラーを任された子もいて、緊張やプレッシャーもあった中での発言に泣き出す子もいました。さすがに我慢できなくなり注意しようと思った時、その厄介ママの娘がブチギレて騒然となりました。厄介ママに対して「もう来ないで!!」と反論し、厄介ママは完全に孤立。その後、彼女の姿を見かけなくなりました。

厄介ママの娘さんは、母が来なくなった後はメンバーと楽しく部活を続けているそうです。我が子の可愛さのあまり暴走してしまったのかもしれませんが、それが自分の娘を苦しめているということをわかってあげてほしかったです。

【体験者:50代・パート女性、回答時期:2025年9月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kato Rira
シナリオライターとして活躍するも、出産と育児を機に、フリーライターに転身。バリキャリから、家庭と仕事の両立への転換を経験し、その思いをコラムに執筆。現在はママ、PTA、職場と家庭のバランスなどを主なテーマにコラムを執筆中。

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